ギター自作キット(エクスプローラータイプ)

えー、Rock Musicというところでつい先日までギター組み立てキットが30%オフぐらいで売られていたので、ついつい買ってしまいました。あとエクスプローラータイプを一本欲しいなあとか思っていたところだった。

それでまあ内容物をいろいろ確認してみたが、流石にパーツはまあ普通に安物っぽい。この辺はまあしょうがない。ブリッジとペグをまともなものに買い換えると結構な出費になるなあ。手持ちのパーツをやりくりしてどうにかできれば、まあそれが一番いいのだが。

ボディはちょっと分かりにくいが、5ピースでバスウッド材らしい。まあ俺はボディの材質なんぞ大して拘ってないのでどうでもいいっちゃいい。ネックはメイプルで指板はローズウッドだが、指板は染めてしまおうかと考えている。

他のパーツはさておきピックアップだけちょっとチェックしてみたが、どうも直流抵抗11kΩ程度の奴が2個で、若干一方が抵抗値が低めでリード線が長いので、そっちがネックポジション用か。俺としてはフロントにはもう少しパワーの低い奴、できればタップやパラレルに配線を切り替えられる奴がいいのだが、まあそれも後で考える事にする。リアはどうせ歪みメインだろうから、これでもいいかもしれん。

ネックとボディの接着 

えー、大分間が空いてしまったがその理由は後述。とりあえずボディとネックの接着をした。接着方法はタイトボンドをべったりと付けて、クランプではさんで24時間放置。

それでだが、俺はこのセットネックの接合部の段差がどうにも好きじゃないというか、いやもうちょっとヘッド寄りの浅い位置にストラップピンを付けたい。なので、ちょっと適当な木片を切り貼りすることにした。

この後のステイン塗装で面倒な事になりそうだが、まあそれは何とかしよう。どうせボディの裏側なんて演奏中は見えないし、ストラップで結構隠れる部分だし。それよか演奏性とかの方が重要ということにしておく。

弦アース用のザグり 

信じられない事に、このギターは弦アースが取れないようになっていた。流石に歪みセッティングが中心で弦アース取れないというのは極めてマズいので、ボディの裏側をザグってテイルピースのところまで貫通させ、そこから弦アースを取れるように変更することにした。ブリッジじゃないのは、単にザグる場所の関係。まあ、将来ブリッジのコマの材質を変えるかもわからんし。

そしてボディをザグるのに使えるようなルーターなどの便利工具は一切持っていないので、まあドリルとヤスリで気合で掘り進め、収斂チューブで配線をしやすくした上でパテや余った木片で埋めた。

ついでに今回は1VolかつPush-Pushでピックアップ切り替えにしたかったので、不要な穴は塞いで置くことにした。これまた木の材質が違うので後で塗装の時にアレな気がするが、まあパテ埋めよりは幾分マシだろう。

塗装 

今回はワシンの水性ポアーステインで着色することにした。これは後に指板の染色にも使おうかと思っていて、そちらは別のギターで試した所まあまあの成果だった。

それでまあステインでの塗装は着色対象の性質に結構左右されるので、まあ軽く塗った所が見ての通りで、穴埋めに使った部分だけが見事に真っ黒。写真には写っていないが、他に不自然なぐらいムラになっている所もあったりして早くもやっちまった感が出てきた。気合で刷り込みつづけて挽回できるかなあ。


どうにも全然ステインが染み込んでいかない部分が数ヶ所あって困っている。パテの部分はまあ、水性ステインが使えるパテだと思っていたら違ったっぽいというおマヌケな話なので別にいいのだが、こういう部分はどうしたもんかねえ。それなりにサンディングしてこれなのだから、一体何があったんだろう。

指板に明らかに接着剤をブチまけた痕跡があるあたり、まあそういう不具合があったんじゃねえのと推測。まあ、色付きニスで仕上げるので、そこで挽回できればいいやぐらいに思っておくか。ああ、またニスを何重にも塗り重ねる作業になるのか。(ボディトップはあんま問題ないが、サイドとバックとネックは相当塗り重ねが必要かも。)

塗装終了 

えー、結局どうやったかというと、着色ニスにステインをさらに混ぜて重ね塗りした。近くでみるとちょっとデコボコした見た目だが、前にやった奴よりはだいぶマシに仕上がった。と思う。

やっぱステインを塗りこむときもきっちりサンディングしないとダメだな。特に元の状態がちょっとアレだと、ステインが染み込んでいかない部分がくっきりと出てしまう。そういう場合はステインでニスを強力に色付けして、それを塗ってしまうのが手っ取り早いようだ。その上からステインを混ぜていないニスで仕上げ塗りをした方がいいのかも知れんが、今回は省略。(途中でニスが尽きた。)

指板はステインで黒く着色した。遠目にみるとちょっと赤いというか明るいエボニーっぽく見える。もう少し塗りこんだ方が良かったかなと思いつつも、まあ概ね満足な結果ではある。

パーツ組み込み 

今回はESPが売り出してるPush-Pushスイッチ付きのポットを組み込もうと思ったのだが、なんとサイズが合わないでやんの。どうしたものかしばし考えた結果、例によって気合で穴を広げることにした。ただPush-Pushだと普通のものよりノブを高く付けないといけないので、その分を見越して落とし込み加工しても良かったかもしれない。

内部の電装系は前にやったときと同様、銅テープでシールド。まあ特筆すべきことはないので写真は撮ってない。

ストラップピンの位置はこの位置。大体17〜18フレットの位置だ。これが功を奏したのか、ヘッド落ちがまったくない。Epiphoneのエクスプローラーの位置だとハイポジの演奏性は良いのだろうけど、よほど軽量なペグをつけたりボディ側に重りを付けたりしない限りヘッド落ちするようだからな。

ペグは手元にあった安物を適当に。これは後でちゃんとした奴に交換した方がいいだろうが、まあひとまずはこれで。

あとナットも交換した方がいいかもしれん。

1Volの潔い仕様。Push-PushスイッチはPush-Pullよりは概ね使いやすい。ヴォリュームポットにはハイパスコンデンサを付けるというアイディアもあったが、まあそれはまたの機会にでも。

ブリッジは前に改造したレスポールから取り外したGotoh製、テールピースもそこから取り外した安物のノンブランド品だが、これがまたモンドな代物でなんとアースが取れない。流石にマズいのでテールピースもまともな奴を買う事にしよう。あるいは他の手持ちのギターとパーツを交換するのも手だが、さてどうするべきか。

ピックアップはとりあえず付いてきた奴をそのまま使ったが、これがまたスカスカな音でちょっと使えないなあ。まあ、これも適当なものに交換してみるか。

完成? 

これで完成と言いたい所だが、なんと元のボディのネック接合部のザグリが深すぎたのか、ブリッジを限界まで下げても12フレットで弦高が2.0mm以上ある。これはとてもじゃないが弾けたものではない。1弦側は輪をかけて酷い状態なので、このギターでリードギターどころかある程度以上速いフレーズを弾くのは相当しんどい。なのでこれからブリッジアンカー(ともしかしたらヴォリュームの)の落とし込み加工をするかもしれない。

まあ、ひとまずこれで完成ということで。余計な作業が多かったとはいえ、丸一ヶ月かかってんのか。

ブリッジの落とし込み加工 

やはり弾き辛いにもほどがあるのでブリッジの落とし込み加工を行ったのだが、この程度の落とし込みではブリッジを限界まで下げても6弦12フレットで2mm程度ある。これはどうもボディトップの角度の付け方があまいせいで、そのためピッキングの時にボディが腕に当たる。エルボーカットしたいのはやまやまだが、そんな事してる暇ない。

他の手持ちのギターとの比較を行うと、22フレット付近でボディ〜指板の高さが6.5mmでボディ〜ブリッジの高さが1.6mm強ぐらいなところがこのギターはボディ〜指板で4.5mmしかなく、さらに落とし込み加工をしたところでボディ〜ブリッジが1.7mm程度ある。しかもこのギターはブリッジを限界まで下げてこれなので、もっと調整できるようにするにはさらに深く落とし込み加工をしないといけないようだ。

あと間違ってGibsonなどと違うアンカースタッドのテールピースを買ってしまったので、その分アンカーの穴を広げる必要があった。まあぶっちゃけちょっと広げすぎてゆるゆるだったり、下の方の掘り下げが足りてなくてアンカーが埋まりきってなかったりするが、まあ支障がないのでしばらく放置ということで。後でもう少し掘り下げ+パテ埋めで固定だなあこれは。

というかこういうのはパッケージに注意書きを書いてくれ、マジで。似たようなパーツが並んでるとパッケージ開けて始めて「アレ?」ってなることが多いんで。まあ、ESPパッケージに入ってるパーツは全般的にそんなんで、例えばパッケージにミリ規格かインチ規格か書いてねえとかしょっちゅうなんだが。

ともあれ、これで「弾けたもんんじゃない」から「まあギリギリ許容範囲内っちゃそうかな」まで改善したので一旦これでよしとしとくか。ピックアップは高さを調節したらドンシャリなディストーションセッティングではそこそこ聴けるようになったので、これもしばらくこれでいいか。というか中域がイマイチだったんかね。

更新履歴 

2013-04-07
ブリッジの落とし込み加工
2013-03-30
完成?
2013-03-20
塗装の続き
2013-03-17
ネックとボディの接着〜塗装途中
2013-03-04
公開