2011-07

2011-07-01 

「クロサギ」の原作者による健康詐欺やマルチの手口についての啓蒙記事。流石の良記事だ。

昨日もちょいと書いたとおり俺はいろいろと健康上の問題を抱えており、過去にはもっと重大な問題を抱えていたのだが、そういった分野についてネットで調べると怪しげな治療方法の紹介を目にする事がある。例えばカイロプラクティックは「代替医療のトリック」でその効果のほどについてはプラセボの域を出ず、場合によっては重大な事故に繋がるとされているのだが、そのカイロプラクティックを無邪気に「こんな治療方法があるんですよ」程度のノリで紹介してるページは思いの外多い。いやネットに限らず、どのメディアもこんな調子で酷い物は酷いのだろうが。

また先の記事ではマルチにハマった後輩の説得に失敗した件が出てくるが、この手の成功体験や自己肯定を売り物にしたり、あるいは洗脳したりという手法に対抗するのは困難なのだろう。やはりその手の話にコロッと騙されてしまわないような知識を身につけるのは重要だと思うのだが、正しい知識だとか誠実な説明だというのは、往々にして詐欺師連中が使うような気持ちの良い言い切りに比べると受け手に与えるインパクトが弱いというか、受け手に理解するための忍耐などを要するというか、とにかく伝えるのが難しい。

あとマルチの被害者やカルトやニセ科学にハマった人たちは悪意というよりはむしろ善意で行動しているので、それを咎めたり相手の信じているものを否定すると、物凄い剣幕で人でなしだのなんだのと言われる事がある。俺は母親が妙な宗教に入信しており、明らかに科学的に妥当な説明よりも宗教の方を信じるバカタレで、それが元で散々罵られたりしたものだ。父親は父親でニセ健康器具にコロッと騙されて、何度か思いとどまらせるのに成功したものの止めるのに失敗した事も当然あり、そうして買ったものについて「それはインチキだ」というと癇癪起こしてぶん殴ろうとしてきやがったからな。


ちなみに「クロサギ」は各種の詐欺の実態を暴く社会派漫画であると同時に、主人公が詐欺師に詐欺を仕掛けて逆に食い物にするという設定やその他の人間関係から、ダークヒーロー物としても素晴らしい内容になっている。マジでオススメ。

2011-07-07 

マジでここ最近は忙しすぎる。しかしなあ、簡単に人手が補充できるわけでもないしなあ。

おかげで肩こりはさらに悪化、肩こりから派生した喉の調子も最悪。座ってるより立ってる方がタイピングする上で肩に負担かからないっぽいし、もうこれ作業環境を思いっきり変えないと体が危険かもしれない。


買ったんだけど感想を書くのを忘れてたCDの感想をいくつか。


いわゆるゲハブログ界隈のアレっぷりがよくわかる事例。

レビューの作法としては悪い点→良い点の流れは自然だし、特にファーストインプレッションである以上はまず感じた部分を書くのも自然で、そこにネガティブな部分が出てきても仕方ない。という事が分かっていればこういう悪い点の指摘だけを取り上げるのは誠実な取り上げ方とは到底言えないだろう。なので最初の方だけ読んで騒いでるバカとか、端からゲーム買う気のないバカとかがコメント欄に溢れてる。

正直なところ、普通にゲームを楽しみたい者としてはこの手のゲス連中が視界に入るのは不愉快千万だし、twitterなどでこの手のブログの記事が短縮URLで流れてくるとウンザリするのだが、残念ながらゴシップとしての面白さを追求したイエロージャーナリズムのような連中の方がアクセスを集めるという事実がある。


2011-07-10 

ardourは機能性と使い勝手の点で重宝している、というかLinuxで使える他のDAWがあまりにもダメ過ぎる(録音方法すらわからない!)のだが、嫌な落ち方をするのが困り者だ。Ardourはオートバックアップ機能があるが上手く働いてない事があり、どうも録音終了直後に落ちた場合などは大抵データは保存されているが、録音した音声の分割やコピーなどの編集はオートバックアップの対象外のようだ。

落ちるパターンは大体の場合、30分ぐらいいじった後に拡大縮小を行うか、何度も録音と録音キャンセルを繰り替えした場合なのだが、確実な際限手順が作れていない。というか落ちないことの方が圧倒的に多い。

これがどこぞのソフトのようにしょっちゅう落ちる類のものだったら、何かする度にセーブという癖が付くのだが、そんな頻繁に落ちないが、落ちるときは壊滅的な結果をもたらす落ち方をするものだとそういった癖がなかなか付かず、その度に不愉快な思いをする。

2011-07-13 

仕事が忙しいと本を読む時間が目減りして、これはいかんと思うわけだ。かといって速読などというのは「本を読んだというステータス」が欲しいだけのクソ野郎のやるクソな行為だと思っているので、俺はクソ野郎ではないという証明のためにそのような行為に走るわけには行かず、まあ時間がかかるわけだ。


そういや今月末か、デビルサバイバー2は。前作はメガテンというかアトラスのRPGが持つ道中の苛烈さ(それを如何にして乗り越えるか考えるのもゲームだが)をあっさりと切り捨てて、SLGの持つ面白くなるまでに理解しなければならない事の多さ(それを理解する過程もゲームだが)をコンパクトにまとめ、テンポの良さとアトラスゲー特有の歯ごたえだけを抜き出した良作だったので、まあ多分買うだろう。

そういや前作はプレイ時間の殆どが通勤電車の中だった気がする。今は自宅仕事だけど忙しさは当時と段違いなんで、プレイ時間は寝る前にちょいと確保するぐらいとなると、前作以上にスローペースで進むことになりそうだ。

2011-07-15 

抽象によるソフトウェア設計-Alloyではじめる形式手法-」を買った。まだ第2章までしか読んでないが、Alloyはなかなか面白い。仕事で作ってる物が物だけに、いろいろ感じ入るところがある。

ツール自体の使用感としては、Execute Allを一発で行うショートカットがなく(alt+x→aとしなければならない)、Executeアイコンをクリックしても「最後のコマンドを繰り返す」という慣れないと面喰らいそうな操作なのがちと気になった。というか今日使い始めたばかりなのでそんぐらいしか書く事がない。

本それ自体の感想は、まあ読み終えてからって事で。

2011-07-16 

「抽象によるソフトウェア設計」を読んでて思ったが、「議論」のセクションがいわばFAQ+Rationaleのような役割になっていて、そのおかげで大分読みやすく感じる。こういった作法は見習いたいもんだな。

肝心の進み具合は、まだ3章の途中。まあ他に読んでる本もあったりするので、じっくり進める事にする。


3DS版のアンチェインブレイズレクスを買った。3DダンジョンRPGって「新たな一歩を踏み出す→マップが一つ埋まる」という最小限のフィードバックと達成感を根本的に持っているので、後はそこに謎解きなり、育成/収集なり、戦闘なりで何かしら特色を出せば楽しめる物になる。システムを見る限り戦闘が面白くなりそうだったんで買ってみたが……。いや、もう少し進んでから書くことにするか。

2011-07-19 

公式ブログなどから滲み出る開発チームの立たされている苦境から、心のどこかでこの事態を覚悟はしていたが、いざこうして現実になると辛い。確かにDASHシリーズは売り上げ不振だったが、それらはすべて10年前のあの時代にフリーローミングスタイルのアクションRPG/アクションアドベンチャーというジャンルが早過ぎただけで、今の時代とテクノロジーならより多くの人にDASHシリーズの良さが伝わってくれるだろうと思っていたし、それは今でも変わらない。

俺たちは10年待ち続け、その10年分の思いをユーザ参加企画で昇華する人たちも居て、技能や余剰時間の関係でそれに参加できなくてもブログで話題にしたり、あるいは本編であれプロローグ版であれ発売されたら即座に買って盛り上げようと思っていた人たちも居て、みんながロックの帰還を待ちわびていて、そしてそれは叶うことが絶望的になってしまった。

本家は結局懐古ユーザー向けの散発的なダウンロードタイトルでフェードアウト、Xシリーズはもう何年も沈黙、インティクリエイツ主導のゼロとゼクスもおそらくその系譜は途絶え、俺はまったく馴染みがないがエグゼシリーズ由来のタイトルも音沙汰がない。おそらくカプコンとしては他に稼げるタイトルがあるからそちらに注力したいのだろうし、ユーザーの新陳代謝もあるので、きっとそれは会社としては正しいのだろうが。

でも理屈で分かっていても納得はできないし、「ロックマンは依然として重要なフランチャイズであり、今後もシリーズの新作の開発機会を継続していく」と言われてもその言葉だけじゃ信頼できないんだよ。


「ロックマンは依然として重要なフランチャイズであり〜」も「『ロックマン DASH3 PROJECT』開発中止は、稲船敬二氏のカプコン退社と無関係」も、そりゃgoing concernを考えりゃそう書かざるを得ないだろ。この場合のgoing concernは、http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/gc.htmlにあるところの「企業には継続するという社会的使命・責任がある」という意味な。

上層部とはいえ一人辞めただけで有名シリーズの開発が途絶えるなんて、たとえそれが事実でも会社の声明として馬鹿正直に書けるわけないだろ。だから先の二つのコメントは、言ってみればバンドからメンバーが脱退する時の決まり文句である「音楽性の違い」みたいなもんで、要するに何も言ってないのと同じだと俺は考える。その真偽の判断については、その後の動向次第でしかない。そして既にカプコンはメガマン ユニバースの開発を停止している。

2011-07-20 

昨日の一報からウダウダ考えていたんだが、やっぱカプコンにとってロックマンシリーズはもうオールスターやクロスオーバーでオールドファンを釣るための撒き餌と、VCなんかのダウンロード販売や移植・リメイクで小銭稼ぐ役回りになっちまったんだろうなと。多くのシリーズ作品が数作出して終わりとなってる中、同ジャンルでも思い切って方向性を変えたり、あるいは別ジャンルに進出することでプレイヤーの裾野を広げてきたといっても、カプコンの方向性と「ロックマン」というブランド自体が食い違ってきたのだろうなと。

カプコンの出してるタイトルを見る限り中高生から社会人にかけてのゲーマー層やオタク層を狙ってるという感じがするし、低年齢層でもOKなゲームはもう作る気があんまねえのかなと思う。でもさー、ゲーム体験で一番重要なのってガキの頃に遊んだゲームなんじゃねえのか。俺は最近のゲームも普通に楽しんでるけど、じゃあ最近のゲームが10〜20年後にVCやゲームアーカイブスみたいなので再販されて買うかって言うと、その頃まで好きでいられる自信はないぞ。

全体的に商品寿命が異様に短くなっていると単なる普通のプレイヤーの目線からでも感じる昨今、一過性のもので終わることのないブランドの価値は非常に重要なんじゃねえのかと思うのだが。

2011-07-24 

アンチェインブレイズ レクスをちょこちょこ進めているが、ちょっとこれは他人に薦められないゲームだ。システムを見たときは「アトラスRPGのシステムにすげえ影響受けてるな。これはなかなか楽しめるんじゃないか。」と大いに期待していたのだが、これが全然まったく調整ができてない代物でかなり残念。

戦闘回りをざっと書き出しただけでもこれ(他にもアレな部分は挙げられる)。システムの発想自体は悪くなく、ある程度戦力が揃って入手可能なアニマの種類が増えてくる4章からはいくらかマシになるのだが、それまでの3章は酷すぎる。特に強制一人旅の第3章は最低。そしてこれらの要素は難しいわけでは決してなくて、ただいろいろ面倒くさいというだけなのが救えない。

他にもユーザーインターフェースが劣悪な部分がそこかしこに見られるとか、戦闘以外にも単にプレイヤーに徒労感を与えるだけのシステムがあるとか、もう粗が見えすぎて仕方がない。それらの酷い部分を除いたベースの部分は、そんな腐すようなゲームではないと思うのだが。


今日は腰痛でほぼ一日寝ていたのだが、なんつーかもう辛いときは本当に机の前に座っていたくないので、そろそろAndroidタブレットでも購入しようかと思ったり思わなかったり。まあそんな辛いときにまでお前はネット見たりなんだりしたいのかと言われると、そうでもないのだが。滅多にそこまで調子悪くならないしな。

これがさらに悪化したら、本格的に検討しないといけなさそうだが(多分常に立って仕事する羽目になるんで)。

2011-07-26 

記事を読む限りではたとえ開発を引き継げてもオリジナルの開発者によるものにはならないだろうという見解のようで、仮に首尾良く引き継げたとしてもその結果にどれだけ期待できるかはわからない。そもそも俺はCC2のゲームは遊んだことがないのだが、ソラトロボはちょっと気になってたタイトルなので、これも何かの縁と思って買ってみてもいいかもしれない。


うちは兄妹揃ってロックマンシリーズのファンで、2Dアクション全盛の時代に洗礼を受けた俺と、ロックマンエグゼ世代の妹が共通して遊べるロックマンがDASHシリーズだったのだよな。(2Dアクションはもうある世代より下には難しいようで、特にロックマンシリーズは凶悪難度の代名詞だ)

俺は格闘ゲームは断然カプコン派で、格闘以外のアクションゲームもやはりカプコンのものを多く遊んでいて、JRPGで一番好きなシリーズはブレスオブファイアだというぐらい、カプコン贔屓だったはずなんだけどな。これは妹も同じで、デビルメイクライやバイオハザード、戦国BASARAなど、うちにあるゲームはメーカー別だとカプコンの物が多分一番多い(元カプコン組も含む)。

でもなんていうか、カプコンはもういいやという気分になっている。元から定期的に凄いチョンボをやらかす会社だとは思っていて、それでも次のゲームが出る度に割と水に流してきたけど、何かもう無理だ。

2011-07-27 

ちょっと腰痛が酷くなってきたので、また立ち仕事に戻した。ミーティングとかでちょいと座ってるぐらいならまだしも、一日座って仕事すんのは厳しい。もっともこの状態だと本や紙の資料を読むのに難儀するので、もうちょいどうにかしたいというのが本音だが、まあしばらくはこれで我慢する。

2011-07-28 

ロックマンDASH3の開発中止のニュースに比べたら、なんつーか値下げ程度じゃ「はぁそうですか」程度にしか感じない。そんで値下げに伴う先行購入者への特典についてだが、俺としてはちょっとでもニンテンドーポイントをもらえた方が嬉しかったな。いやまあレトロゲーの配信は、それはそれで嬉しいんだけどさ。中古で買っても安定起動するか怪しいんだよな。

もっとも3DSで出てるゲームのラインナップに物足りなさを覚えるので、今回の値下げ効果については結構疑問があったり。俺はDASH3の話が無かったら確実に3DSは買ってなかっただろうし、多分今のラインナップではまだ購入に至っていないだろうからなあ。スパ4とかキュービックニンジャは3DS持ってるならお勧めって言えるけど、そのために買えといえるかというと厳しい。まあラインナップの充実は時間が最終的な結論を出すものなので、良いゲームや新規性のあるゲームが揃うのを待つことにする。


というわけで(どういうわけだ)デビサバ2を買ってきた。概ね前作のシステムの強化版なので、今回もかなりイケてそうだ。序盤の戦闘でも適当なスキルセットや雑な戦い方だと苦戦というあたり、相変わらず近年のアトラスゲー。シリーズ二作目ともなれば、この軽めの絵柄もデビルサバイバーの味だな。

先日までプレイしていたアンチェインブレイズ レクスはクリアしたので、週末にでも感想を書こうかと。こっちは完全新作のダンジョンRPGで割と期待してたんだけどなあ。